Last Updated 2000.8.3


2000年3月10日 さようなら、新幹線の食堂車

 新幹線の食堂車の最終日。ひかり121A〜112Aと乗ってきました。

 121Aは新横浜から乗りましたが既に食堂車は満席で、通路にも20人以上 の行列。発車後も食堂車を訪れる人が次々と集まり、列は9号車の1階まで延び たようでした。待っている間に厨房をのぞくとコックさんが4人位。どうやら、 特別体制で臨んでいるようです。

 静岡あたりからようやく回転しはじめ、私が席ありつけたのは袋井付近。名古 屋まであまり時間が無いのでカレーを注文。料理が来たのは二川付近。慌ただし い食事になってしまいましたが、天気も良く流れ行く景色を見ながらの食事とお しゃべりもなかなか良いものです。知らない方と相席してもおしゃべりが出来る のは、食堂車ならではですね。

 名古屋で15分で折り返し、112Aへ。上り、最後の食堂営業列車です。

 名古屋乗車時に列はなくすんなりと席に。ハンバーグセットとビールを注文。 偶然乗り合わせた知り合いと食堂車談義が弾みます。本当に、この空間が無くな るのは惜しいことです。席を立つのは惜しかったのですが、並んでいる方もまだ いましたので、静岡付近で席を立ちました。

 東京では大勢のファンに見守られて、最後の取り下ろし作業が行われました。 回送列車発車の際、拍手が。(ちょっと控えめでしたが)

 明日以降もグランドひかりは走りますが、8号車は只の控車。ちょっとさびしくなりますね。



今日でおしまい。(121A)



このゆとりの空間が消えるのは、惜しいかぎり。(121A)



168形の厨房内。(112A)



大勢の人が、東京駅最後の最後の食堂車取り下ろし作業を見守った。(112A)



今回のレシートと記念スタンプ。(112A)



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